防災カメラとは?災害の状況をリアルタイムで監視するために

2018.06.17

防災対策をしていく上では、正確な災害情報を迅速に入手することが重要になります。そんな災害情報を入手する方法は色々とありますが、その中の一つに防災カメラがあります。
防災カメラとは監視カメラのようなものを災害が発生する際にポイントとなる地点に設置しておき、その様子を遠隔で監視することができるというものですが、災害対応をする上ではもはや必要不可欠なものになっています。
今回はそんな防災カメラについて、そもそも防災カメラとは何か、公開されている防災カメラの映像、などについて書いていこうと思います。

防災カメラとは何か

そもそも防災カメラとは何かをひとことで言うと、災害発生時において、リアルタイムに災害の状況を映像で把握し、緊急時の対応を支援することを目的に設置されているカメラのことです。
洪水が発生しそうな河川や防水施設、土砂災害が発生しそうな山間部や道路施設などに防災カメラを設置することで、危険な箇所を遠隔地にいながらチェックすることができます。

最近では防災カメラの分野における技術革新も進んでおり、完全ワイヤレスで撮影画像をクラウドサーバに転送するものや、気象センサーや水位センサーなどを組み合わせたカスタマイズも可能になっています。
また、防災カメラの中では、災害によって景観に一定レベル以上の変化が見られた場合(=土砂災害で山の一部が崩れるなど)には、システムが災害や以上の発生をメールで教えてくれたりすることが可能なものなどもあります。

参照記事
洪水予報と避難の関係について!避難勧告のタイミング

公開されている防災カメラの映像

このように防災カメラは災害情報を入手する上で重要なリソースの一つなのですが、この防災カメラの映像は平常時にはネットから一般人でも閲覧することができるものもあります。
例えば、災害対応では道路などの交通手段を確保することが重要になるのですが、その道路が壊れていないか確認をするための防災カメラとして、国土交通省のHPでは道路災害情報を全国のライブカメラで配信しています。

この他にも、国土交通省の川の防災情報HPでは、日本全国の河川周辺に置かれた防災カメラを見ることができます。
以上、簡単ではありますが防災カメラについて、そもそも防災カメラとは何か、公開されている防災カメラの映像、などについて見てきました。
防災カメラは災害情報を収集する上で重要な情報源の一つになり、今後も防災カメラの更なる普及が期待されています。

参照記事
水防災意識社会とは?大規模氾濫に対する減災のための治水対策

参考サイト▪︎国土交通省「道路災害情報」,▪︎国土交通省「川の防災情報」