災害ボランティアセンターの広報活動のポイントについて

2018.06.27

そんな災害ボランティアの管理運営をしていく上で重要になるのが、広報活動です。災害時には多くの関係者が社会福祉協議会から発信される広報情報に注目しており、その対応は重要になってきます。 今回はそんな災害…

そんな災害ボランティアの管理運営をしていく上で重要になるのが、広報活動です。災害時には多くの関係者が社会福祉協議会から発信される広報情報に注目しており、その対応は重要になってきます。 今回はそんな災害ボランティアセンターの広報活動について、なぜ災害ボランティアセンターの広報活動は重要なのか、災害ボランティアセンターの広報活動では何をするのか、災害時のマスコミ対応のポイント、などについて東京ボランティア・市民活動センターが発行している「災害ボランティアセンターにおける広報ガイドライン」を参考にしながら書いていこうと思います。

参照記事
災害ボランティアをより良くするために考えられる今後の課題

なぜ災害ボランティアセンターの広報活動は重要なのか

そもそもなぜ災害ボランティアセンターの広報活動は重要なのかについてですが、それは災害時には情報を必要とする人が増加するためです。 被災者、被災していな地元の住民、個人のボランティア、被災者支援団体、マスコミ、行政、などは災害ボランティアセンターの現状や被災者の状況、被災者のニーズ、被災者への支援状況などについて詳しく知りたいと思うために、災害ボランティアセンターは適切な広報が必要になるのです。 適切な広報活動をすることができれば、支援を考えている人に働きかけたり、その支援を被災者に届けたりする上で、大きく貢献することができます。 災害が起きると被災地地区の災害ボランティアセンターや社会福祉協議会は地域外から注目されるので広報活動に注意を払い、うまくマスコミを被災地支援に活用する必要があるのです。 逆に災害ボランティアセンターの広報活動を怠ると、被災者が必要な支援を受け取れない、災害ボランティアセンターが多くのお問い合わせに時間を取られて被災者支援に労力を注げなくなる、などといった弊害が出てきます。
参照記事
災害ボランティアの仕組み!ボランティアセンターと社会福祉協議会

災害ボランティアセンターの広報活動では何をするのか

災害ボランティアセンターの広報活動の内容は、災害ボランティアセンターの状況や被災地の状況を適切に伝えていくことです。 適切に伝えていくためのツールとしては、ホームページ、SNS(Facebook、Twitter、LINE)、プレスリリース、チラシなどの手段があります。 広報活動には多少のIT知識が必要になることもあるので、社会福祉協議会の既存のリソースだけで対応しようとはせずに、ボランティアや被災地外の専門家の力を借りながら対応すると良いでしょう。

災害ボランティアセンターの広報活動①:ホームページの活用

災害ボランティアセンターの広報活動をしていく上でホームページはベースになるものです。平時に使っている団体のホームページとは別に災害ボランティアセンターのホームページを作成することが推奨されています。ホームページでは情報を整理して発信することができるのが特徴です。 ホームページに記載する内容としては「お問い合わせ先(住所、電話番号、開設時間、メールアドレス)」「ボランティア受け入れ情報」「よくある質問」などが基本であり、他にも「募金情報」「災害ボランティアセンターの活動方針」「被災者への支援情報」「ボランティア体験談」などが記載項目としてあげられます。 細かい点ですが、最近ではパソコンを持っていない人も多く、スマホで閲覧できるようなサイト設計にしておくことも重要です。 (災害ボランティアセンターのホームページ:災害ボランティアセンターにおける広報ガイドラインより引用)

災害ボランティアセンターの広報活動②:SNS(Facebook、Twitter、LINE)

災害ボランティアセンターの広報活動をしていく上でSNSも重要なツールです。SNSはホームページと違って手軽にアカウントを作成して情報発信をすることができます。 また、情報をシェアする機能も付いており閲覧者も多いので、日々の情報を細かくSNSを活用して発信していくことができます。 SNSで発信する内容としては、被災地の状況(写真も入れながら)、被災者の声、活動したボランティアの人数、ボランティアの活動内容、ボランティアの受け入れ状況、などがあげられます。 (災害ボランティアセンターのFacebook:災害ボランティアセンターにおける広報ガイドラインより引用)

災害ボランティアセンターの広報活動③:プレスリリース

災害ボランティアセンターの広報活動ではプレスリリースも重要になってきます。プレスリリースとは報道機関に向けて行う発表のことですが、仮にマスコミが記事として取り上げた場合には大きな発信力があります。 プレスリリースを書く上でのポイントは、A4サイズで2枚までにする、説明は簡潔明瞭にして専門用語は使わない、組織代表者名を入れる、問い合わせ先と担当者を入れる、5W1Hを心がける、などがあります。 (災害ボランティアセンターのプレスリリース:災害ボランティアセンターにおける広報ガイドラインより引用)

災害ボランティアセンターの広報活動④:チラシ

災害ボランティアセンターの広報活動をしていく上では、インターネットを使った広報だけでなく、チラシによるアナログでの広報活動も重要になります。 チラシでの広報は主に被災者や被災していない地域住民に向けての発信がメインになります。

災害時のマスコミ対応のポイント

災害ボランティアセンターの広報を考える上で、災害時のマスコミ対応の方法について考えておくことも重要になります。 災害時のマスコミ対応のポイントとしては、まず取材は基本的には断らない、対応窓口を一本化にする、取材は電話ではなくて面談を基本とする、曖昧なことは言わない、言えないことは言わない、一人で対応しない、記者によって対応を変えない、災害ボランティアセンターの公式な資料を渡す、などがあげられます。 以上、災害ボランティアセンターの広報活動について、なぜ災害ボランティアセンターの広報活動は重要なのか、災害ボランティアセンターの広報活動では何をするのか、災害時のマスコミ対応のポイント、などについて見てきました。 災害ボランティアセンターは災害時には大量の業務が発生しますが、忙し中でも広報活動の重要性を理解し、しっかりと広報活動を行うことが重要になってきます。
参照記事
災害ボランティアセンターとは?その概要と役割について
もっと詳しく知る(参考サイト)
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