記録的短時間大雨情報とは?気象庁が発表する防災気象情報

2018.05.13

防災対策をしていくにあたって、気象庁から発表される防災気象情報をどうやって見ればよいのかを理解し、防災気象情報を読み取る必要があります。気象庁は災害に関連する有益な情報を公表しておりとても参考になります。そんな起床と湯から発表されている数ある情報の中に「記録的短時間大雨情報」があります。大雨が降ると洪水が発生したり、土砂災害が発生したりと、様々な災害が誘発される可能性があり、記録的短時間大雨情報はそんな災害の対策をする上で参考になります。
今回はそんな記録的短時間大雨情報について、そもそも記録的短時間大雨情報とは何か、記録的短時間大雨情報と関連する災害、記録的短時間大雨情報と大雨警報の違いは何か、などについて書いていこうと思います。

記録的短時間大雨情報とは何か

そもそも記録的短時間大雨情報とは何かをひとことで言うと、大雨警報発表中に1時間に100mm前後の猛烈な雨が観測された場合に気象台から発表される情報です。
一般的に1時間に100mm前後の雨とは数年に1回あるかないかというものなので、記録的短時間大雨情報が発表されるということは、今降っている雨は過去と比べても尋常ではない量であり、十分に警戒をする必要があると認識させることができます。
記録的短時間大雨情報を発表する際に参考にする計測については、雨だすなどの観測所のデータや、レーダー解析による雨量などのデータが使用されます。

記録的短時間大雨情報が発表される基準についてはエリアごとに異なっており、1時間に降る雨の量が歴代で1位や2位になるようなレベルのものであり、基準値の低いところでは北海道宗谷支庁の80mm、基準値の高いところは徳島県南部や高知県の120mmとなります。
このことからも、記録的短時間大雨情報が発表された場合には、土砂災害、河川の洪水、浸水害が発生する可能性があることが分かります。

参照記事
局地的大雨(局地的豪雨、ゲリラ豪雨)とは?その原因と対策

記録的短時間大雨情報と関連する災害

このように記録的短時間大雨情報が発表されるとそれによって災害が発生する可能性があるのですが、具体的に大雨によってどんな災害が発生する可能性が高まっているのについても気象庁から公表されます。
記録的短時間大雨情報が発表された場合には、とりあえず稀にしか発生しないような雨が降っており、災害発生の危険度が高まっていると認識することができます。
次に気象庁が公表している「警報の危険度分布」を活用して、土砂災害、浸水害、洪水害の危険度がどこで高まっているのかを確認します。


(記録的短時間大雨情報とは:気象庁HPより引用)
警報の危険度分布は比較的最近気象庁から公表されるようになった情報ですが、地図上に色によって危険度を分類しているので、視覚的に災害発生の危険性を見分けることができます。

記録的短時間大雨情報と大雨警報の違い

記録的短時間大雨情報と大雨警報は混同されることがありますが、記録的短時間大雨情報は大雨警報が出されている中でもさらに雨がひどくなった場合に発表されます。
大雨警報も大雨による災害に注意してもらうように注意を促すものですが、記録的短時間大雨情報は注意をより一層強くするように呼びかけるものです。
以上、記録的短時間大雨情報について、そもそも記録的短時間大雨情報とは何か、記録的短時間大雨情報と関連する災害、記録的短時間大雨情報と大雨警報の違いは何か、などについて見て来ました。
記録的短時間大雨情報は気象庁から発表されている防災気象情報の一つであり、災害対策をしていく上では欠かせないものであるので、その意味をしっかりと理解しましょう。

参照記事
バックビルディング現象とは?そのメカニズムと原因について

参考サイト▪︎気象庁「記録的短時間大雨情報」