広域避難場所とは?その定義と災害時の使いかたについて

2018.03.19

災害から身を守るための方法の1つとして、避難場所に一時的に避難をするという選択肢があります。台風によって堤防が決壊して洪水が発生し、もしかしたら自宅が水没するかもしれないというときや、大雨で自宅の裏の崖が崩れて土砂災害が発生するかもしれないときなどには、避難場所に事前に避難しておくことが有効なことがあります。
そんな避難場所ですが、避難所、避難場所、一時避難場所など、似たような名前の避難するところがたくさんあります。今回はその中でも広域避難場所について、そもそも広域避難場所とは何か、他の避難する場所との違いは何なのか、などについて簡単に書いていこうと思います。

広域避難場所とは何か

そもそも広域避難場所とは何かをひとことで説明すると、地震などの災害によって火災や火災に準じた事態が発生した際に、一時的に避難するための野外の場所であり、一般的に公園や大外、緑地であることが多いです。
広域避難場所は地方自治体が指定した避難場所であり、火災で大人数が避難してきた際にも受け入れられるように大人数収容できます。

避難場所へ避難する際に注意することとして、全ての避難場所が全ての災害に対応しているわけではないことを理解する必要があります。とりあえず災害が発生したらどこでもいいから近くの避難場所に行けばいいというわけではなく、地震なのか、洪水なのか、土砂災害なのか、など発生した災害に応じて適した避難場所へと向かう必要があります。

参照記事
指定緊急避難場所とは?指定避難所との違いと検索方法

広域避難場所と他の避難場所・避難所との違い

避難場所・避難所には今回ご説明している広域避難場所もあれば、一時避難所、福祉避難所、など似たような名前でさまざまな避難する場所があります。それぞれの違いについて簡単に見ていこうと思います。

広域避難場所と他の避難場所・避難所との違い

避難所・・・避難者を収容し、容易に給食、物資を輸送することができる施設。小学校や中学校などが利用されることが多い。よくメディアが被災地の様子を放送する際に写しているので、イメージがわくかと思います。
一時避難所(いっときひなんじょ)・・・避難者が一時的に避難をすることができる施設のことであり、民間施設が利用されることもあります。
避難場所・・・災害による火災や地震などが発生した場合、避難するための野外の場所であり、避難所の校庭などが利用されることが多いです。
広域避難場所・・・災害による火災やこれに準じた事態が発生した場合、一時的に避難するための屋外の場所のことであり、今回ご説明している避難場所です。
代替避難所・・・避難所の収容人数が不足しているときや災害が局地的な場合などに開設する施設であり、地域のコミニティセンターや福祉センターなどが利用されることがあります。
福祉避難所・・・一般の避難所での生活が困難な災害時要援護者を受け入れるための避難所のことであり、事前に災害時における福祉避難所の使用に関する協定を締結している社会福祉施設などがこれに当たります。

このように避難所・避難場所は似たような名前の所があり、実際に地方自治体によっては曖昧な定義の中で使われることもあるので、臨機応変に対応することも必要です。
以上、そもそも広域避難場所とは何か、他の避難する場所との違いは何なのか、などについて簡単に見てきました。
台風や大雨などで事前に災害が発生するとある程度予測できたとしても、いざ避難するのはかなり大変です。いざ災害が発生した際に適切な行動をとるためにも、事前にしっかりと防災対策を立てておく必要があると言えるでしょう。

参照記事
一時避難場所とは?災害から一時的に身を守るための場所

参考サイト▪︎相模原市「広域避難場所、避難所を知りたい。」